2012年11月20日火曜日

11月19日 ヘレン・カルディコット博士 院内記者会見


皆様ありがとうございます。私は医師として、また特に子供たちを診る立場の小児科医であったという立場から、本日は福島の事故の医療的な側面から影響についてお話を申し上げたいと思っております。

福島は人類の歴史上最悪の産業事故です。極めて深刻な事故で3つの炉のメルトダウンがおこるという、人類史上初の3連続のメルトダウン事故でした。とにかく莫大な量の放射性物質が放出されました。

そしてひとつ幸運だったことは最初の数日間、風が西から東に、つまり太平洋に向かってふいていたことです。そのあと風向きが北西方向に変わり、日本の南の方向にまで向かって放射性物質が拡散していくということがおきました。

そしてその間、日本政府は放射性物質の拡散についてSPEEDIというシステムを持っていて、拡散状態の評価があったにもかかわらず、パニックを避けるためというような理由で、国民に情報を与えることをしませんでした。ですから中には最も放射線の高かった方向へ向かって逃げた人が出てしまいました。

私自身、チェルノブイリ事故の推移をずっとそのあとを追って緊密に見てきましたけれども、その中で私が言えるのは、ロシア人の人たち、ロシアの国は日本に比べるともっと積極的に人を移動させる、避難させるということに取り組んだと思います。国民を守るためにそのような行動をロシアの方がとったということを私は感じます。

日本の政府も、それから東京電力も理解していないことは、子ども達というのは放射性物質に対する感受性が大人の10倍~20倍とあるということです。放射線被曝に由来するガンにかかるリスクということで、子どもの中でも男の子と女の子を比べた場合には、女の子の方がリスクは2倍になります。

そして成人と比べて胎児を比較してみると、胎児の方がそのリスクは1000倍~何千倍というリスクの高さになります。

そして福島の地域200万人の人がいて、福島市という放射線が高いんですが、その地域に25万人の人口が住んでいる、私は日本政府が子ども達を線量の高い地域に住まわせ続ける、住むことを許しているということに非常な驚きを禁じ得ません。

チェルノブイリの場合は、同じレベルの汚染地域から子ども達を避難させました。私は日本政府、日本の国が、東京電力や原子力産業から強い影響を受けたり、あるいは場合によってはコントロールされるというような状況にあることを知っております。

そしてまた、政治家の皆さんというのは、医療的な側面や科学的なものに対しての知識があまり深いところまでお持ちではありません。

特に福島県、特に線量の高い地域にいる子ども達、妊婦、それから子どもを産む、出産ができる年齢の方々、そういった方々が高線量地域にいるということは、医療的な側面から見て非常に、極めて深刻な問題です。

そして子ども達は一生、今後の人生を生きていく中で、ガンになる可能性が出てくるわけですが、ガンというのは潜伏する期間が結構長くあるということが広島や長崎の経験からわかっています。5年とか17年とかそういった長い年月が掛かります。

そして当局の皆さんは福島の18歳以下の子ども達8万人の検査をしたと聞いております。とくに甲状腺の超音波検査をしたということでした。

そしてこの検査の中で40%の子どもに甲状腺に何らかの異常が見つかったという結果が出ていますが、このような数字というのは小児科の見地からみますと極めてほんとうにまったく希な話であります。

子ども達の中には必ず今後、甲状腺のガンにかかる子どもが出てくると思われますが、すでに12歳の男の子で甲状腺ガンが見つかっていますし、今16歳の女児が検査を受けてガンの可能性が極めて高いと言われて、更に検査をしていると聞いております。

そしてチェルノブイリの場合は、このガンがではじめたのが5年ぐらい経ってからだったんですが、今現在日本でこれだけ症状と言えるものが出ているということは、この日本の子供たちは相当高い線量を受けたのではないかということが言えると思います。おそらくチェルノブイリよりも高い線量の被曝を受けたと考えられます。

医師としての私の立場からみると、日本の政府というのは、日本の人たち、人間を守ることよりも東京電力を守ることにがんばっているのではないかというふうに見えてしまいます。

そして高い線量の地域にいる特に子ども達、妊婦、それから子どもを産める女性の方たち、こういった方たちを移住させる、そこから避難させるというのは極めて重要なことだと私は考えていまして、そこでその移住のための費用を国の政府がきちんとまかなう、負担するということは非常に重要なことだと私は思っています。

ですから実際、非常に弱い立場にある、こういったような子どもや妊婦さんや若い女性、そういった人たちよりも、実際、「東京電力」を守るために予算を使うということをしているのが、今の日本の政治だと思います。

そして放射性元素というのは食物の中に蓄積します。たとえばキノコ類、ほうれん草、お米、お茶、それから魚。放射性物質というのは、味はしません。匂いも全くしないし、目に見えることもありません。ですから福島からきた汚染した食品を人が口にしているわけですが、

残念ながら日本には放射性を帯びた食品を食べることに実質的に規制がないということです。そしてこういった魚とか食品とか放射性物質がある食品、たとえばセシウム137で汚染された食品を食べていると、何年か経った時に悪性の脳腫瘍とか筋肉腫とかその他のガンを発症する、ガンになるという可能性が出てきます。

そして例えば福島県では放射能を帯びている放射性物質が入っているような食事を子どもに与えるというようなことをしています。これは医療的な見地から見ると「非道徳的」と言わざるを得ません。福島からの食品、とにかく毎週すべて検査をする必要があります。

そして検査の結果によっては販売をして口にするということがあってはいけないと考えております。そして魚ですが、太平洋の魚には高い放射性レベルが検知されています。これは放射性元素が大量に海に投棄され放出されたからですが、この太平洋に放出されたこの放射性物質の量というのは、人類の過去の史上最高の量です。

私は400人の一般市民の方を前に講演をさせていただきましたが、そこで私が感じたのは、そこに来られた一般市民の皆さんが、一体どうしたらいいのかということを必死で知りたいと思っている、何が起きているかというのを必死で知りたいと思っていらっしゃるお気持ちでした。

福島の結果どんな影響が起きて、日本に今何が起きているのかということを、広く一般の人に知らせる責任がメディアにはあると思いますが、今のところ、全体的にみてその責任は果たされていないように見えます。

そしてこの福島の事故、これはまだ終わってはいません。まだ続いているわけです。そして今、40年時間をかけてきれいにすると言っていますけれども、科学的に見てきれいにするということはできません。これは科学的に言って不可能です。

セシウム137は300年残ります。そして福島はじめその周辺の汚染地域も汚染されたままです。食品の汚染も、そして人が汚染を受けたものも、300年あるいはそれ以上の時間続くわけです。

そして国の政府は、どうも今回の大災害というか大事故がどれだけ長い時間がかかるものかという現実をよく理解されていないと思います。

そしてこれから疫学的に見ても、白血病やガンや先天性の形成異常とかそういったものが、今後70年間にわたって次々出てくるであろうということを私は思います。そのことを実は原子力産業も知っているのではないかと思います。福島に今、ガンに対応するための非常に大きな医療施設を作ろうとしていると聞いています。

そしてまた福島の原子力発電所の処理をするために、極めて高い線量のところで作業しておられる作業員の方々についても、公に記録が人々に見える形で残されていない状態に今あります。

そして高線量のところで作業をする人たちの放射線による被害の状態というのはきちんと記録がなされ、それが公の情報として出されていかなければいけないと思いますが、それが実際に可能になっていくかどうかは、このメディアによっているところが非常に大きいと考えています。

そしてもう一つ、最も重要な点なんですが、日本の多くの人に知っていただきたいことは、もし福島の地域でもう一度マグニチュード7を超えるような大きな地震があった場合には、福島原発の4号機、この建物が崩壊する可能性があるということで、

ここには使用済み核燃料の冷却用のプールがありますが、これが崩壊しますと、チェルノブイリで起こった10倍の放射性物質がさらに放出されるということが、予想されているという点です。

そしてもしそのようなことが起きた場合、日本という国の大半の部分が、もう終わってしまうということです。それほどの大事であるにもかかわらず、多くの人がその現実にはっきりと気づいていないということだと思います。

そして政治家の方はすでに、もし4号機に何かあってそういった崩壊とかの事故があった場合には、東京も今度は避難しなければいけなくなるというようなことをわかって言っていらっしゃいますが、一体3000万人の人をどうやって避難させるんでしょうか?

そして日本の政府もそれから東京電力も、外国の企業からの助け、あるいはアメリカのNRCからの助けや海外の専門家からの支援を得ることを認めていませんので、得ていない状態にありますので、4号機を補強する、強化をして安全にするためにぜひ協力を仰ぐべきだと考えます。

今、日本だけ、東電だけで、いまこの対処をするのに、クレーンを設置して中の使用済み燃料を取り出すことができるようにするのに2年掛かるということを言っていますが、その2年間待っている間に何が起きてもおかしくありません。

そして最後に申し上げたいことは、がれきの問題です。放射能で汚染された地域から出たがれきについて、これを他の地域で焼却するということを聞いています。焼却するということは、ダスト、灰が出るわけです。そのようなことをして、広めるということは、これは犯罪的なことであると思います。私からは以上でございます。ありがとうございました。

2012年11月19日月曜日

H.カルディコット博士東京講演 2012.11.17成城ホール



【カルディコット博士@成城1】私はM.D.としてまた小児科医として、子ども、女性、胎児が、放射能に対していかに脆弱であるかと。原子力産業はすぐバックグラウンド放射能があるなどと言いますが、全ての放射能が危険でなのです。BGの癌に対する影響は30%程度。

【カルディコット博士@成城2】X線は、病院や空港などでその影響を受けるが、様々な放射線全ての積み重なりとして、影響を考えます。その中で、X線は身体を通りぬけもので、通過する際に細胞が影響を受けるのです。

【カルディコット博士@成城3】γ線は、福島第一の事故でかなり多く出た。事故初期は、ガンマ線を発する雲から大きな被曝をしている。その後、地面から出る状態になり、現在は、地面近くで遊ぶことの多い子供に大きな影響が及ぶ状態です。

【カルディコット博士@成城4】α線は、中性子と陽子が2個の原子核です。プルトニウムやアメリシウムから出る。皮膚に着くと皮膚直下に影響する。プルニウムやウラニウムを肺に取り込むと、直近の細胞が影響を受け、非常に強度が強いので、その細胞はほとんど死滅する。

【カルディコット博士@成城5】アルファ線は、細胞分化の調整機能に影響し突然変異を起こす。細胞が規則正しく増えていけばよいが、突然変異したものは、百万の単位で増殖するようになり、それが癌となる。

【カルディコット博士@成城6】β線の精子や卵子への影響が重要。中にある次世代を作る遺伝子が重大な影響を受ける。ベータ線の外部被曝や内部被爆により、卵巣が被曝すると、胎児に糖尿病などの遺伝的な病気が出る可能性がある。遺伝子病は次世代に受け継がれ、世代を超えるごとに深刻化する。

【カルディコット博士@成城7】半減期について。ヨウ素131は8日で、およそ10週間で無くなる。セシウム137は、30日で、ほぼ無くなるのに300年かかる。ストロンチウムも300年。プルトニウムは、25万年である。

【カルディコット博士@成城8】プルトニウムは、1原子炉で約250kg使用される。鉄と性質が似ているため、ヘモグロミンと一緒に、身体中に取り込まれる。特に、造血作用と関係する骨髄に行き、骨に取り込まれて白血病の原因になる。

【カルディコット博士@成城9】受胎した子宮に取り込まれると、とりついた位置により、その子宮壁(図解)に胎児の頭部右が接していれば、受胎した時から非常に重要な器官となる胎児の右脳が、被曝し影響を受ける。もし、精子に取りつけば、受精した子どもに影響が出る。

【カルディコット博士@成城10】セシウムは、カリウムに似た挙動をする。脳や筋肉に影響。ストロンチウムは、カルシウムと似て、歯や骨に影響。骨癌や白血病を発症させる。

【カルディコット博士@成城11】被曝には、外部被曝と内部被曝の2種類があり、放射性物質を体内に取り込んで、長期間影響を与えるのは内部被曝。土中のセシウムは、植物によって100倍濃縮され、それを牛が食べれば、肉、乳でさらに100倍濃縮される。食物連鎖の頂点にいる人間の濃縮度が高い。

【カルディコット博士@成城12】原子力産業は、γ線による外部被曝のことしか話さない。子どもが放射性物質を摂取すれば内部被曝をし、子どもは大人に比べ10~40倍感受性が高い。それだけ突然変異を起こす可能性も高い。女性は男性の2倍。胎児は成人の1000倍。妊婦の腹部X線で白血病10倍

【カルディコット博士@成城13】原子力産業の基準は、70kgの成人を対象に基準が作られており、それで安全だといっているのは間違っている。

【カルディコット博士@成城14】原子炉には211もの核種があり、全ての放射線影響を考えれば10億?倍にもなる。トリチウムは半減期12年で皮膚から直接吸入、呼気からも。放射性ベリリウム、放射性炭素、放射性シリカなど、・・・211核種の一覧表 http://www.ccnr.org/hlw_chart.html

【カルディコット博士@成城15】ほとんどの放射性物質の影響は全く研究されておらず、食べた場合の影響についても言及されていない。そして、原子力産業も政府も嘘をつく。

【カルディコット博士@成城16】ほうれんそう、キノコ、福島の米は汚染を希釈して出荷。これらから、ヨウ素131で甲状腺がん、セシウム137、ストロンチウムで、脳腫瘍、骨癌。妊婦が種々の核種を取り込むと、胎児にも入る。内部に取り込んだ物質で何カ月何年も10~100倍の被曝が続く。

【カルディコット博士@成城17】チェルノブイリの148万Bq/m2以上の立ち入り禁止は、半径30km圏と異なる。日本政府よりロシアの方が熱心に必要な対応を取っている。子供達を退避させるべき。スェーデンでもダウン症や低IQ児が誕生。英国でも一部農地を100年閉鎖措置をした。

【カルディコット博士@成城18】空からガイガーカウンターでγ線を計測した日本地図。ブラウンシャインという。これは、β線を計っていないので、正確な汚染地図ではない。 pic.twitter.com/NblaEXrJ

【カルディコット博士@成城19】ミュータントトマト。突然変異でこのようなことが起こる。これが、胎児だったらとかんがえて! これは医学校では教えてくれないことです。今日、私が話すことを理解して下さい。理解することが重要です。 pic.twitter.com/qi9V7VRN

【カルディコット博士@成城20】ICRPが伊達市で行ったタウンミーティングでの話しに驚愕した。「学ぶべきこと。子供達は科学知識だけでなく、そこで暮らす知識を学ぶべき」と。18才以下の35.7%に甲状腺の結節などが見られる。小児科医としては、結節が見られること自体が異常。

【カルディコット博士@成城21】事故直後に相当高い被曝をした。チェルノブイリの時は5年後から、福島では極めて早い時期に見えてきている。必ずしも悪性でないかもしれぬが、生検によるフォローしていない。するべきだ。これは氷山の一角で、どんな癌でも引き起こす。今は甲状腺しか注目してない。

【カルディコット博士@成城22】ICRP伊達市ミーティングで、「子どもが自ら判断力を養うべき」というとんでもない発言。「子どもが原発事故の経験を活かし、次の世代に伝える」?「放射線教育を文化とし、経験を活かす」?

【カルディコット博士@成城23】東京で何をしなければならないか?東京は平均800Bq/kg、他にα線核種、β線核種も存在する。皆さんは、東電、広告会社、マスメディアに騙されている。私は皆さんに14の提言を用意しました。(詳細⇒ https://docs.google.com/file/d/0B68f83tqq7QudTFBV01NZ2p1QzA/edit?

【カルディコット博士@成城24】私はいま太平洋でとれる魚を食べない。特に、日本の東の太平洋側、小さな魚から大きな魚へ濃縮される。どれだけ食べたかを知ることができない。食べ物は、汚染されているのかいないのか、どこでとれたのかを知ってから食べる。

【カルディコット博士@成城25】4号機使用済み核燃料の取り出し開始に、東電の計画ではまだ2年かかる。これは国際社会では受け入れられていない。震度7の地震で、プールから水が抜ければ、チェルノブイリの10倍の放射性物質が出て、東京も避難が必要になる。

【カルディコット博士@成城26】政治家の言う事は信じない。皆さんのなすべきことは、革命かもしれない。そして、それをするのは、妊娠する可能性のある女性達です。皆さんは東電に支配されてはいけない。命がかかっているのだから。大飯原発も活断層の上に立っていると言われています。

【カルディコット博士@成城27】皆さんの質問の中で最も多いのは、体内に取り込んだ放射性物質をどう取り除くかということですが、残念ながらそういう方法はありません。私は医師だから真実を伝える義務がある。ここから先は、皆さんが皆さんの国をどうしていきたいのかということになります。

【カルディコット博士@成城28】自著、"Nuclear Is Not the Answer" "Nuclear Madness" など紹介。日本語訳も出ると思う。日本は、石油火力や原子力から、再生可能エネルギーに変えて欲しい。そのことで賢い日本人は世界をリードしてほしい。

【カルディコット博士@成城29】N.Y.科学アカデミーのチェルノブイリ調査報告書。甲状腺機能低下の子供患者が多く出た。子供以外にも多かった。白血球についても子供、特に高線量下の子供に多く影響が出た。高線量の子供の中には感染症が多く出たと聞く。福島については情報が出ないので解らない

【カルディコット博士@成城30】福島はチェルノブイリより悪い。放射性物質は5倍出たと言われている。初期は太平洋に流れたが、その後陸地に向いた。アーニ―ガンダーセンはキセノンがかなり出ていると言っている。肺に吸い込むと癌になる可能性がある。影響は甲状腺だけではない。

【カルディコット博士@成城31】広島長崎の調査は5年後から。その間死者が多く出たが記録に残されてない。調査結果から、放射線被曝と癌の関係はあらゆる癌に及んでいることが分かった。癌によって発病するまでのインキュベーションタイムが異なる。白血病5年、呼吸器癌15年、今でも発病がある。

【カルディコット博士@成城32】首都圏でのう胞や癌が出ているのが事実なら、これまでの調査結果より早い時期に癌が発生しているのではないかということは、その通りである。影響が分かっていないセシウム以外の汚染物質が体内に取り込まれている可能性がある。

【カルディコット博士@成城33】東京でアメリシウムが発見されたのではないか?ボストンでは発見された。プルトニウムより危険だ。日本政府はアメリシウムを調査していないが、セシウムは一つのマーカーに過ぎない。

【カルディコット博士@成城34】3基の原子炉が同時にメルトダウンしたのは、原子力産業が始まって以来はじめてのことである。子供や妊娠可能な女性は、血液検査をするくらいなら、早く逃げて下さい。

【カルディコット博士@成城35】東京から逃げるかどうかは、個人の判断ですが、私だったら、東京には住んでいない。子供がいれば住まない。もし4号機プールに事故があれば、ボストンにいる家族もオーストラリアに連れて行く。大気は南北半球で混じらない。魚は行き来するが。

【カルディコット博士@成城36】子どもが生まれつきのう胞を持ってるのは極めてまれ。のう胞、結節のうち癌になるの結節。生まれながら持っているとすると、胎内で被曝したことになる。その場合、脳にも影響するから、知恵遅れ、形成不全が発生する。

【カルディコット博士@成城37】福島第一ではヨウ素の放出が続いています。まだ、危険。東電は40年かかると言っているけど、40年では綺麗になりません。それに加えて、放射性廃棄物が出る。みなさん、どうしますか?オーストラリアにでも送りますか?

【カルディコット博士@成城38】汚染度合いを何で判断するか?土壌、ハウスダストを調べると思います。その調査は本来、国の予算でやるべきことです。費用を請求すべきです。私だったら、東京にはいませんが。

【カルディコット博士@成城39】土壌セシウム800Bq/kg の東京で何か起こるかと問われて⇒答えはYes.空気の中のダストを吸うわけですから。200種もの核種が土壌には存在する。もうひとつ、福島の食品を食べている。土壌も大事だが、食べるものも重要。

【カルディコット博士@成城40】東京の人に対し・・・子供、女性は避難を速めて下さい。それを言うのは、とても辛いですが。なかなか決断が付かない。懸念している人も少ない。そういう人に強く言って下さい。事故はまだ収束していない。四号機も、何があってもおかしくないことを念頭におくように。

【カルディコット博士@成城END】以上、連投。すべて、講演を聞きながらの個人的なメモです。聞き間違い、聞きもらし等、内容の正確性については保証の限りではありません。